中国企業の見積もり、即決には、驚く、中国ビジネスでは、その対応が重要になる。

 

筆者は、中国貿易事業でどんなことが日本と根本的に違うのか?といことは、中国企業は、あったことも事前の審査もなく、見積もり依頼をすれば、中国企業は、見積もりを作ってくれるスピーディーさがります。日本企業との取引は、コンプライアンスがいろいろ厳しく。取引実績、取引するにあたり、企業アンケートを提出してほしいと要求さることがあります。つまり、新規に取引口座を開くためには、依頼企業に対しても、細かい取引実績や過去にどのような仕事をしたのか?また、取引先についての情報開示を求めるところもあります。

 

取引先に対して反社会体制との関わりやDue Diligenceを行うことを求められるのが、今のビジネスですが、こんなことをやっていれば、外国企業との取引では、スピードで負けるといえます。

 

つまり、中国企業との取引では、支払いがあとになる場合がほとんど認められませんので、着手金 30%~50%、出荷時 残金すべてという商習慣で取引されます。

 

筆者も中国企業と取引する際には、まずは、カネを払うから仕事をやってくれということを強調して交渉する必要があります。

すなわち、目先の現金商売的な感覚が強いです。日本場合は、できる限り支払期限を伸ばしたいという商売を頑張れば頑張るほど、立替金が増えて、下手をすれば、黒字倒産をするという馬鹿げた事が起こります。ビジネスの基本は、キャッシュオンデリバリーでしょうといいたです。もっと言うならば、国際ビジネスにおいては、確実な前金制度で行わなければ、発注側がリスクのみと言えます。

 

いずれにしろ、ビジネスにおける決定速度は、中国企業の速さには驚きます。先日もとある製品を深センの工場に発注しようとして、連絡すると、帰宅途中の営業担当が、速攻で見積もり送ってきました。

 

そんなのは、当たり前です。なぜならば、中国には類似する企業が無数にあり、常に、速度価格の勝負をしているので、時間をかければ、顧客が逃げるということがありますので、見積もりのスピード対応には、驚きます。

 

日本企業には、安全対策を万全にして、先の見えない取引は、絶対n行わないというスタンスは、重要かと思いますが、ビジネスおける タイミングという瞬間に決まる取引では、どうしても日本は負けるでしょう。

 

中国企業も最近は、慎重になる傾向がありますが、それでもスピード感はあります。逆にそのような対応ができない企業は消えていくといえます。

 

中国との貿易を行っていると企業の顧客対応の速度は、外国人として市場開拓をするために交渉する立場である筆者のビジネスの立ち位置では、ありがたい制度といえます。